カードローンは低金利の銀行に限る?消費者金融を選択するメリットとは?

銀行カードローンの金利は消費者金融と比較すると、最高金利で3~4%程度低くなっていることがことほとんどです。では、遭えて金利の高い消費者金融を利用するメリットとは一体何なのでしょう?

ここではカードローンは決して金利だけではないということと、銀行カードローンと消費者金融の主な違いについても合わせて説明していきます。

これらを知っていると知らないのではカードローンの選択が大きく変わってくるのは間違いないでしょう。

金利だけで選ぶなら銀行カードローンです

銀行カードローンの一番の魅力は、何と言っても消費者金融と比べて低金利だという点です。消費者金融では最高金利は年利18%のことがほとんどですが、銀行カードローンだと多くの場合でこれが15%未満なので、金利だけを考えるなら銀行カードローンを利用するに越したことはありません。

最高金利が実質的な金利だと考えてください

例えば年利3~14.5%という金利の銀行カードローンがあったとします。このカードローンの契約を行った場合の金利はもちろんこの範囲の中から設定されますが、多くのケースで最高の14.5%になってしまいます。

カードローンでは契約金額が100万円以上にならない限り、まず最高金利が適用されます。これは消費者金融を利用した場合でも同様で、カードローンの契約の多くは100万円未満で行われている為、最高金利こそが実質的な金利だと考えていいでしょう。

よって、カードローンを金利で選択する際には最低金利ではなく、最高金利を見て比較しましょう。

借りられる金額はほとんど変わりません

消費者金融には最高でも年収の1/3までしか借りることができない“総量規制”という規定が適用されるので、年収が300万円の人の場合は100万円が借りられる上限になります。

銀行にも自主規制が入りました

銀行にはこの規定こそ適用されていませんが、昨今の銀行カードローンによる過剰融資問題を受けて、各銀行に対して総量規制に順ずる金額までに抑えるようにという金融庁からの自主規制要請があった為、現在では消費者金融と同等の金額までしか貸すことができなくなりました。

以前は銀行には総量規制が適用されないことから、高額を借りるなら消費者金融より銀行カードローンだと言われていましたが、現在ではどちらを利用してもほとんど変わらなっています。

金利だけでなくサービス面も充分に考慮してください

銀行カードローンに先に挙げた総量規制に準ずる自主規制が入ったことで、消費者金融より大きな金額を借りやすいというメリットは無くなりました。そして、2018年からは更に銀行カードローンに対しての規制が進み、申込みをした当日に借りられる”即日融資”が一切行えなくなってしまったのです。

こちらは自主規制ではなく、完全な規制として金融庁が定めたものなので、現在銀行カードローンは最短でも申込みをした翌日にならないとお金を借りることができません。

消費者金融なら当日中に借りられます

即日融資の規制の対象は銀行カードローンだけなので、消費者金融を利用すれば現在でも最短で当日中の借入れが行えます。この点から、急ぎの場合には銀行カードローンより消費者金融を選択した方がいいというメリットに繋がると言えるでしょう。

無利息サービスをうまく利用しましょう

大手消費者金融各社では、新規の利用者に対して最高30日間の無利息期間を提供しています。銀行カードローンでも同様の無利息サービスを行っている銀行が無くはありませんが、主に一部のネット銀行だけです。

比較的短期間で返済できる分かっている場合には、この無利息サービスがある消費者金融を利用すると支払う利息を節約することができます。金利が3~4%違ったとしても、およそ4ヶ月までなら30日間の無利息サービスのある消費者金融の方が実際に支払う利息が少なくなります。

これも、銀行カードローンと比較した際の消費者金融の大きなメリットです。無利息期間中に全て返済してしまえば一切利息をとられることはありません。

次々と新サービスが用意されています

消費者金融では特定の銀行口座なら24時間いつでも瞬時にその口座まで借入れが行える会員サービスを行っていたり、最近ではカードが無くてもスマホのアプリでATMが利用できるというサービスまで登場しています。

このように、サービス面では消費者金融は銀行カードローンより一歩進んでいると考えていいでしょう。その為、銀行カードローンより多少金利が高くても、そのサービス面の方を重視する多くの人に利用されているのです。

特に即日融資に関しては、銀行カードローンでは完全に行えなくなってしまったので、どうしてもすぐにお金が必要だという場合には消費者金融を利用するに限ります。

まとめ

確かに金利だけを重視するなら銀行カードローンの方が優れているのは間違いありませんが、カードローンはそれ以外のサービス面も充分に考慮して選択することをおすすめします。

現在では銀行カードローンが総量規制の適用外だというメリットは実質的に無くなっていることから、尚更消費者金融の金利以外の各サービス面に注目して、自分にとって一番お得で便利だと思うカードローンを選ぶべきだと言えるでしょう。