32歳、既婚、会社員、学費のために借り、その後は生活費などの為に借りました。

私は現在家電量販店にて某通信会社のモバイル端末販売に勤めている32歳の会社員です。

私が初めてキャッシングしたのが20歳の頃…。

高校卒業した後、演技の専門学校に入学した私は、在学中にオーディションを受け合格し、卒業後、養成所に入ることが出来たのですか、その際の入学金と授業料をキャッシングにて支払った事が、キャッシングをするキッカケとなりました。

元々貯金の得意ではない私でしたので、専門学校在学中から『貯金出来なかったらキャッシングしよう』という思いがあり、借りる事への抵抗がありませんでした。

そのため、家族や友人への相談もしておりません。その時の借入額は初めてという事で、アコムで50万ほど借りれました。金利は確か29%程度だったと思います。

今考えるとかなりの利息ですよね。そして、この初めてのキャッシングがキッカケとなり、私は事あるごとにキャッシングを利用する様になりました。最終的に4社にて合計200万程の借入額となりました。

この時点で月の返済額は二桁近くになっていて首が回らなくなり、親に相談します。

ここで家族に発覚する事となり、結果としては弁護士に相談して債務整理をしていただき、全額返済したのですが、キャッシングについては色々考えさせられました。キャッシングそのものについては非常に便利で良いものだと思いますし、場合によってはそれに感謝することもあると思います。

しかし、その反面、借りた人の使い方や意思次第で恐ろしいものにもなるのだと思っています。私がその典型で、自己分析をすると、そもそも専門学校に在学中から借金への認識が甘かった事と、加えて、私は最初のキャッシングによって借金をするという事への恐怖心や罪悪感というものがなくなり、タガが外れて、何かあるたびに『キャッシングすれば何とかなる』という考えになり、返済プランを立てず、無計画に借りて行った事が債務整理に繋がったという事です。

キャッシングというのは便利な反面、使い方を誤ると恐ろしいものになる『諸刃の剣』でもあると思います。ご利用される方は、よく検討の上で……。